不肖者の人生実験: [Cakephp2.2][Twitter bootstrap2.0.4]CakephpでTwitter bootstrapのサンプルサイトを作る。その5

最近オリンピックのサッカーの試合みてばかりで寝不足です。目指せアベック優勝！！！

Controllerの概要

Controllerの役目

CakephpのControllerは色々と指示を出す人です。多分、日本名は魂斗羅くんです。流行りのキラキラネームですが、仕事はできるヤツです。
魂斗羅くんはユーザーの注文を受け取って、ModelやView（美優さん）をこき使い、ユーザーに正しく返答できるようにするのが責任範囲です。
関係ないModelやViewは呼び出しません。必要に応じて美優さんに助っ人つけます。そんな感じの仕事をしてます。

PagesControllerを改造する

今までの所index.ctpでレイアウトを指定してますが、これをPagesControllerで指定するように変更します。
index.ctpのレイアウトを設定している部分を削除します。

app/View/Pages/index.ctp

<?php 
//$this->layout = "guest";
?>
...

PagesControllerのindexメソッドにレイアウトをguestに設定します。

app/Controller/PagesController

...

 public function index(){
  $this->layout = "guest";
 }
 
...

ブラウザで「dream-travel.boo.jp/twitter_bootstrap_2.0.4/」にアクセスします。

見た目が変わらないので、よく分かりませんがとりあえずOKです。

他のページを追加する。

とりあえず1ページだけ追加してみます。まず、routesの設定をコメントアウトします。

app/Config/routes.php

...
// Router::connect('/pages/*', array('controller' => 'pages', 'action' => 'display')); //コメントアウトします。
...

これは、urlが「/pages/hoge」や「/pages/page」とかなら、PagesControllerのdisplayメソッドを呼び出すようにしているので無効にしています。
後は簡単で2箇所修正します。コントローラにメソッドを追加します。

app/Controller/PagesController

...

 public function index(){
  $this->layout = "guest";
 }
 //add
 public function scaffolding() {
  $this->layout = "guest";
 }

...

Viewも追加します。中身はまあ、ここでは適当にしておきます。

app/View/Pages/scaffolding.ctp

<?php 
?>
<div class="row">
 <div class="span3">サイド</div>
 <div class="span9">scaffolding</div>
</div>

ブラウザで「dream-travel.boo.jp/twitter_bootstrap_2.0.4/pages/scaffolding」にアクセスします。

... 相変わらず変化しないので、分かりづらいですがOKのようです。

色々と試す

ここで色々と試してみたいと思います。とりあえず以下の用にscaffoldingメソッド内でレイアウトをdefaultに指定してみます。

app/Controller/PagesController

...

 public function index(){
  $this->layout = "guest";
 }
 public function scaffolding() {
  $this->layout = "default";
 }

...

ブラウザで各アドレスにアクセスします。
「dream-travel.boo.jp/twitter_bootstrap_2.0.4/」

「dream-travel.boo.jp/twitter_bootstrap_2.0.4/pages/scaffolding」

scaffoldingの方はCakephpデフォルトのレイアウトが適応されてます。つまりメソッド毎にレイアウトを振り分ける事ができます。

もう一つ試します。PagesControllerのメンバでレイアウトを設定してみます。

app/Controller/PagesController

...
 
/**
 * This controller does not use a model
 *
 * @var array
 */
 public $uses = array();
 
 public $helpers = array('B99TwitterBootstrap');
 
 public $layout = "guest";

...

 public function index(){
  //$this->layout = "guest";　←実際は削除する。
 }
 public function scaffolding() {
  //$this->layout = "default";　←実際は削除する。
 }
 
...

ブラウザで各アドレスにアクセスします。
「dream-travel.boo.jp/twitter_bootstrap_2.0.4/」

「dream-travel.boo.jp/twitter_bootstrap_2.0.4/pages/scaffolding」

両方共guestのレイアウトが適応されてます。メソッド毎に変えないという事ならこれでも良いです。

もっと汎用的にレイアウトを設定する

上記の方法でそれぞれレイアウトを設定しても問題ないのですが、Cakephp1.3で何個かサイト作った経験で私は定形的以下の方法でやってます。
1.AppControllerを修正します。beforeFilter()を追加して、その中に条件付きでレイアウト設定します。

app/Controller/AppControllerを修正

...

class AppController extends Controller {
 
 public function beforeFilter(){
  //レイアウトの設定
  if (Configure::read('debug') == 0) {
   $this->layout = "guest";
  }
 }
}

Cakephp的に全てのコントローラはAppControllerを継承する必要があります。なのでこのコントローラで設定した事は全てのコントローラに適応されます。
また、beforeFilter()メソッドはCakephpのコールバックの1つで、コントローラの各アクションの前に実行されます。
Configure::read('debug')はapp/Config/core.phpで設定するデバッグのレベルを取得します。
なのでここで追加した内容は、「全てのコントローラのアクション実行前にデバッグレベルが0だったらレイアウトをguestに設定する」という事をしてます。

2.各コントローラにbeforeFilter()を追加して、その中に条件付きでレイアウト設定します。ここではPagesControllerを修正します。

app/Controller/PagesController

 ...
 
 // public $layout = "guest"; //←実際は削除
 
 ...
 
 public function beforeFilter(){
  //レイアウトの設定
  if ('CakeError' === $this->name && Configure::read('debug') > 0){
   $this->layout = "defalut";
  } else if('admin' === $this->request['prefix']) {
//   $this->layout = "admin";
  } else {
   $this->layout = "guest";
  } 
 }

この追加は何をしているかと言うと、PagesControllerの各アクション前に